今回は模型製作で使用頻度の高いサンドペーパーを紹介したいと思います。
サンドペーパーとはいわゆる紙ヤスリの事で模型業界ではペーパーと呼ばれる事が多いです。
サンドペーパーには必ず数字が書かれており数字が小さいほど目が粗く大きければ大きいほど目が細かくなっています。
目が粗いほどゴリゴリ削って、目が細かくなっていくにつれて切削性は落ちていきます。仕上げるときは目が細かい数字が大きいペーパーを使いましょう。
ゲート跡の処理、合わせ消し後の整形、パテの整形、パテの食い付かせるための下地作り、塗料を食いつかせるための下地作り・研ぎ出し・パーティングライン処理・面出し・バリ取り等・プラモデルの完成度を上げるためにはアートナイフと並び必要なツールです。
模型メーカー以外にもホームセンターや100均にもあります。
ヤスリは種類が多種多彩で適材適所に使い分けると、模型製作が楽になったり精度が上がったりします。その多種多様なヤスリの中でもサンドペーパーはいろいろな事に無難に使えるオールラウンダーだと筆者は思っています。
例えばモリモリのパテを削ったり、固まった瞬間接着剤を削る場合は金属ヤスリが適していると言えます。
曲面にヤスリがけをする場合はスポンジヤスリが適していると言えます。
模型にそんなにお金をかけたくない場合は、サンドペーパーで十分です!
耐水ペーパーもあり、水を付けながらヤスリがけする事を水研ぎという。
水研ぎのメリットはヤスリがけ時に出る削りカスが舞いにくくなったり、ヤスリの目が詰まりにくくなったりする事。水で摩擦が軽減されるため、切削性は落ちる。
水研ぎはパーツをテカテカにしたい時、特にオススメです!
とはいえ、ヤスリにも限界があるので更にテカテカにしたい時は研ぎ出しクロスやコンパウンドを使用しましょう!
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