【用語解説】スミ入れ

今回はスミれについて解説します!

明智えっくん
明智えっくん

スミ入れの解説を

①スミ入れとは?

②スミ入れのやりかた

③スミ入れのコツ

の3つに分けて解説していきます!

スミ入れとは?

スミ入れとはモールドにスミ(塗料)を流す事でディテールをハッキリさせてメリハリをつける事です。

武田のおじさま
武田のおじさま

言ってる意味がわからんのぉ

明智えっくん
明智えっくん

百聞は一見に如かずです。写真で解説しましょう。

このパーツのディテールにスミ入れをすると…

こうなります!

武田のおじさま
武田のおじさま

なるほど、メリハリがつくの意味がなんとなくわかったのぉ

スミ入れをする前とした後の比較。ディテールがハッキリしているのが分かると思います。

明智えっくん
明智えっくん

ではスミ入れのやり方を紹介していきます!

②スミ入れのやりかた

スミ入れのやり方は基本的に2種類あります。

・塗料を使ってスミ入れをする。

・ペンを使ってスミ入れをする。

の2種類になります。

まず塗料を使ってスミ入れをする方法について解説します。

塗料を使ってのスミ入れのやり方

①薄めた塗料を用意する。(理由は後ほど)

ディテール部にスミ(塗料)を流す。

サラサラの薄い塗料なら、ディテールに筆先を当てただけで、スッっと塗料が流れていきます。

明智えっくん
明智えっくん

これを毛細管現象と言います。

濃く、粘度の高い塗料だとスッっと流れてきません。

ハミ出るのをお構いなしに、スミ(塗料)を流していきます。

③完全に乾いたらハミ出た塗料を、うすめ液を染み込ませた綿棒等でふき取る。

明智えっくん
明智えっくん

これでスミ入れ完了です!

スミ入れに使用する塗料ですが、オススメはエナメル塗料です。

ラッカーやアクリルの塗装の上からでも下地を溶かさなかったり、他の塗料に比べてサラサラだからなのでスミ入れに適しています。

しかし、エナメル塗料は使い方を間違えるとパーツを破損してしまうので、扱いには注意が必要です。

スミ入れにオススメ塗料はコチラ
ペンを使ってのスミ入れのやり方

ペンでのスミ入れはビンの塗料を使わないので、お手軽にできるので初心者の方にオススメの方法になります。

①スミ入れに使うペンを準備する

ディテールに沿うように書き込む。

③乾ききる前にティッシュや消しゴムでふき取る。

明智えっくん
明智えっくん

これでスミ入れ完了です。

ペンでのスミ入れは塗料やうすめ液を用意する手間が省けるのがメリットです。

スミ入れに使えるペンはいろいろあるので、次に紹介する記事を参考にしてみてください!

③スミ入れのコツ

明智えっくん
明智えっくん

ではスミ入れを行うにあたってのコツを紹介します。

スミ入れのコツその1:パーツの表面はツルツルに!

スミ入れに使う塗料でもペンでもパーツの表面をツルツルにすることが重要です。

パーツの表面がザラザラという事はパーツの表面に凹凸があるという事になります。その状態でスミ入れをしてしまうと、凹凸に塗料が入り込んでしまいスミ入れがにじんでしまうことがあります。そうなってしまった場合、修復が大変困難になります。

なのでヤスリがけでのキズが残っていたり塗装で梨地になってしまった場合などは修復してからスミ入れをするようにしましょう。スミ入れ前に光沢クリアを吹くだけでもだいぶ違ってきます。

スミ入れのコツその2:ディテールは掘りなおしておくとスミ入れのふき取りが楽!

スミ入れをする前にディテールをケガキ針等でディテールを彫りなおすと、彫った溝にスミ(塗料)が流れ込むので拭き取り時に、ちゃんとスミ(塗料)が残っているのでやり直しの手間が省けます。

明智えっくん
明智えっくん

とくに古いキットだとディテール部の角にR(小さなカーブ)が付いていたりするので、彫りなおす事をオススメします。スミ入れ→乾燥→拭き取り→拭き取り過ぎる→スミ入れ→乾燥→…となると結構な無駄な時間がかかってしまうので、筆者は必ずディテールを彫りなおしています。

あと、ディテールを彫りなおすと毛細管現象の促進にもなります!

明智えっくん
明智えっくん

っという感じでスミ入れの解説でした。スミ入れは素組みからの最初のクオリティアップにオススメなので、初心者の方も失敗を恐れずにスミ入れにチャレンジしてください♪

何かわからない事があればコメントをお願い致します。

次回の更新もお楽しみに!

初心者に特にオススメスミ入れツール

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