パーツの合わせ目を何らかの方法で消す事。

合わせ目は継ぎ目や分割線とも言われる。

では、合わせ目を消すには接着剤でパーツ同士をくっつけて隙間を埋める必要があります。
プラセメントor瞬間接着剤を使用しましょう。

タミヤセメント

Mr.セメント

普通のプラ(PS)やKPSには普通のプラ用接着剤を使用しましょう。
上の2種類の接着剤は比較的どこのお店に置いてあり手に入りやすいと思います。


瞬間接着剤は模型用の物を使ってもいいですが、コンビニで手に入るセメダイン等でも全然オッケーです。
合わせ目消しのやり方と理屈~プラセメントの場合~
1.パーツを接着させる面にプラセメントを多めに塗る。



こんな感じにたっぷり塗りましょう。
2.パーツを合わせてムニュっとさせる。



溶けたプラとプラセメントをムニュっとさせてます!このムニュが大事です!
3.2~3日乾燥させてヤスリをかける。


乾燥時間にはいろいろな説があって「1日でOK」という人もいれば「1週間は必要!」という人もいます。それはきっとプラセメントを塗った量や塗った面積、気温など様々な要素が複雑に絡み合って、それぞれの人が自分の経験から導き出した最適解だと思います。
正直、筆者は1日でも大丈夫と思っていますが、乾燥しきっていないのにヤスリがけをするとヒケが発生したりするデメリットもあり、このブログでは2~3日と紹介させていただいています。
みなさんもいろいろ試してみて自分の最適解を導き出してください。

メリット
・瞬間接着剤に比べてプラセメントはプラを溶かして固まる事で強固に接着できる。
デメリット
・瞬間接着剤に比べて乾燥に時間がかかる。
・瞬間接着剤に比べて多少ヒケりやすい。
・パーツが変色しやすい。

プラセメントを使用すると、乾燥後数日~数か月経過したあとにプラが変色する事があります!


この変色についてネットで調べると「流し込み用接着剤だと変色しない」や「リモネンセメントだと変色しない」「つや消しクリアを吹けば変色しない」など書かれている事がありますが、断言します。
どのプラセメントを使用しても変色します!つや消しクリアでも光沢クリアでも変色します!
この変色は避けられません!

Mr.セメントS

リモネンセメント

なのでプラセメントで合わせ目消しを行う場合は塗装推奨です!

プラセメントで合わせ目消しは行いたいが塗装は行いたくない場合はどうすればえんじゃのぉ?

プラセメントで合わせ目消しをした直後には変色は見られな場合があります。なので合わせ目消しを行った後、素早く完成させ写真を撮るなりすれば変色前の状態の写真を保存できるかもしれませんね。
ですがやはり塗装推奨です!
合わせ目消しのやり方と理屈~瞬間接着剤の場合~

瞬間接着剤はプラを溶かさないので瞬間接着剤自体がプラ同士を繋ぐ役割りを果たします。
ヤスリがけはプラセメントを使用した場合と同じです。
メリット
・プラセメントに比べて乾燥時間が早い
・プラセメントに比べてヒケりにくい。
デメリット
・接着剤でプラを繋いでいるので、衝撃に弱く剥がれる事がある。
・固いのでヤスリをかける際、固まった瞬間接着剤周辺のプラのほうが削れてしまう。



プラセメントや瞬間接着剤どちらも使用してみて自分にあった方を使ってみるのがいいでしょう!
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