【用語解説】ヒケ

これはヒケといってプラモデルを成形するときに、どうしてもできてしまう凹みなのです。

例えばこのようなパーツがあるとします。(絵心ないなぁ…。)

ダボ穴については…

プラモデルのランナーは金型に熱で溶かしたプラスチックを流し込んで整形しています。そのプラスチックが冷えた時にプラスチックが収縮してできてしまうのです。

ダボ穴など飛び出た部分の反対側にヒケはできやすいのです。

ヒケはヤスリをかけたりパテで埋めたりすることで消す事ができます。

それが面倒だという場合はツヤ消しのコーティングをすることで目立たなくなります！

ではヒケの処理3選を紹介していきます！

ヤスリでヒケを削る事によって段差を無くすという方法です。鉄ヤスリだと削りすぎてしまうので紙ヤスリを使う事をオススメします！

これは紙ヤスリでヒケを処理したパーツです。

処理前のパーツと比較すると効果は歴然ですな！

私は雑ですが、もう少し丁寧に処理したほうがいいかもしれませんｗ

パテや瞬間接着剤で凹みを埋めてしまう方法です。凹みを埋めたあとは紙ヤスリで整えていきます。

瞬間接着剤は接着剤としての役割だけでなく、簡易的なパテとしても使う事が可能なんです！

深い凹みになると紙ヤスリで削る量も多くなってしまうので、パテで埋めてしまった方が楽になるパターンがあるんです。

赤丸のヒケを瞬間接着剤で処理していきます。

使用するのはWAVE社の黒い瞬間接着剤です。

こんな感じで黒い瞬間接着剤を盛って乾燥させます。

完全に乾燥したら紙ヤスリで整えて完成です！

パテや瞬間接着剤でヒケ処理をすると処理した部分だけパテや瞬間接着剤の色になってしまうので塗装する事をオススメします！

最後につや消しコートを吹く。です！

これはただ単につや消しコートを吹くことで光の反射を抑制してヒケを目立ちにくくするだけです。

っという感じでヒケの解説でした！ご閲覧ありがとうございました！