【歴史散策】長島一向一揆の地を巡る Part1

こんにちは!

今回は織田信長と本願寺一族寺院である願証寺(がんしょうじ)が激戦を繰り広げた長島一向一揆ゆかりの地へ向かいました!

現在、長島スパーランドという遊園地がある三重県長島町。

木曽川、長良川、伊尾川(現・揖斐川)の木曽三川に挟まれたこの場所は、三本の川の支流に囲われた輪中地帯の自治勢力として願証寺という寺院がありました。寺院といっても今のお寺さんとは全く違い、砦や城を築き、武装をした僧兵と言われる軍団でした。

長島一向一揆の起きる少し前、海西郡(愛知県の西部。弥富市や愛西市がある場所)の国人であった服部党が信長に追放されます。その願証寺と服部党が中心となり信長に反旗を掲げます。

長島一向一揆とは 超簡単に

1570年~1574年にかけて織田信長と本願寺一族寺院である願証寺が激戦を繰り広げた合戦。

この時織田信長は浅井長政、朝倉義景、石山本願寺の顕如の勢力と同時に戦闘をしており、長島の地にとてもじゃないが援軍を送れる状況ではありませんでした。

この戦いで織田信長の弟の織田信興が自刃し、滝川一益も敗走するという敗北を喫します。

後に浅井家と朝倉家を滅亡させた織田信長が軍備を整え、最終的には願証寺をボコボコにし滅亡させますが、信長の兄の信広を中心に織田家一門が数多く討死しました。

ではまず海西郡の国人であった服部氏の居城、荷之上城(にのうえじょう)跡である服部家住宅のある弥富市へ向かいます。

まずは弥富市歴史民俗資料館へ向かいます!

弥富市歴史民俗資料館(2022年6月時点でのデータになります)

【住所】   弥富市前ケ須町南本田347(弥富まちなか交流館1階)

【休館日】  毎週月曜日、年末年始(12月29日から1月3日)

【入館料】   無料

【開館時間】 9:00~17:00

【電話番号】 0567-65-4355

【駐車場】  138台停めれます。

【アクセス】 近鉄・名鉄・JR弥富駅から徒歩10分

       近鉄弥富駅よりきんちゃんバスで3分、「市役所」下車

       東名阪弥富ICから南へ車で5分 または第二名神湾岸弥富ICから北へ15分

中には弥富の特産品である金魚の展示や伊勢湾台風時の被害の様子、そして服部家住宅の模型などが展示してあります。

明智えっくん

弥富市は大部分を海に接しており、海抜が低い土地が多い事と相まって水害が多い地区だったのです。

綺麗な金魚がいっぱいいてちょっとした水族館のような気分でした。

文鳥の「ぶんちゃん」弥富市は金魚が有名ですが金魚の他に文鳥飼育も盛んでした。

そして荷之上城の跡地に建てられた服部家住宅。重要文化財です。

服部家住宅は、ここ弥富市歴史民俗資料館で事前予約をすれば中に入る事ができますが、今回は見送りました。

明智えっくん

いつか必ず行きたいです!!

今回はとりあえず服部家住宅の前まで行きます!

っという事で服部家住宅に到着。

服部家住宅 2022年6月時点でのデータになります

※服部家住宅は今でも人が住んでいるので、迷惑をかけないよう気を付けましょう

【住所】   愛知県弥富市荷之上町石仏419

【駐車場】  なし(駐車場は住民の物になります)

       周辺の道路が比較的広いので路上駐車可能な場所で駐車して外から眺めましょう。

【重要文化財】表門・主屋・離れ座敷・文庫蔵・文書・古図・宅地。

明智えっくん

先ほども書きましたが弥富市歴史民俗資料館で予約をすれば中を見学する事ができます!

明智えっくん

火気厳禁です!

中を覗きたい気持ちが駆り立てられましたが、人が住んでいるという事で我慢!

明智えっくん

っという感じで今回は以上です!

次回から本格的に長島一向一揆の戦場へなった場所へ行きたいと思います!

次回の更新もお楽しみに!

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