こんちゃっす!
今回は織田信長の父、織田信秀の墓所である亀岳林 万松寺へ前回の龍泉寺に続いて2回目の初詣へ行きました!

まぁ、ただしくは2回目だと初詣とは言いませんが…
萬松寺とも(萬は万の旧字体)。愛知県名古屋市の大須3丁目にある寺院。天文9年(1540年)織田信秀により織田氏の菩提寺として那古野城(現在の名古屋城)の南側に建立されたが慶長15年(1610年)に現在の場所に移建された。
幼い事の徳川家康(竹千代)も織田家の人質時代に3年間万松寺で暮らした。さらに初代名古屋藩主の徳川義直の正室、春姫も万松寺で葬られるなど徳川家ともゆかりが多い寺院。

この万松寺には信長様のとあるエピソードが残っています。
織田信秀が没した後、この万松寺で葬儀が行われました。この葬儀には700人もの人が参列し、300名を超える僧侶が読経をする中で行われていたが、喪主で嫡男の織田信長の姿はありませんでした。葬儀も半ばを過ぎた頃に現れた信長は、髪は茶筅巻で腰には荒縄の帯と長束の太刀を下げた、葬儀にはふさわしくない格好でした。そしていきなり信長は抹香を鷲掴みし、信秀の位牌に投げつけ、その場を去っていきました。尾張のうつけ者と言われた信長の噂がこの事件でいっきに広がったそうです。
そんな信長に対して弟の信勝(信行)は信長とは真逆で礼儀正しく振舞い、家臣たちの信頼を得たことで織田家内で信長派と信勝派との軋轢が表面化してきました。
こんな感じで信長の家臣の太田牛一の信長公記に書かれています。

と、いうのが通説であるが信長公記にはどこにも葬儀とは書かれていない。一周忌などの法要だったという説もある。

夜だったこともありライトアップされていて綺麗でした。にぎやかな大須商店街に突如、お寺が現るのが面白くて筆者は好きです。

普段はこんな感じです。
グーグルマップを見ていただけると分かりますが、周りは商店街です。


万松寺は加藤清正にもゆかりのあるお寺なのは知りませんでした。
少し奥に進むと見えてくるのが

織田信秀の墓碑になります。


もともと信秀の墓石もこの万松寺にありましたが、現在は名古屋市千種区の平和公園に移されています。

さらにその奥にあるのが本堂です。

墓碑を後ろから撮影。

本堂。十一面観世音菩薩が祀られています。

お寺の北西部には織田信秀公廟所と書かれた石碑があります。

かなりかっこいい御朱印もゲットしました。織田信秀公と春姫の名が書かれてます♪
【住所】 愛知県名古屋市中区大須3-29-12
【定休日】 年中無休
【電話番号】 052-262-0735
【受付時間】 授与品(祈祷受処)※札処・本堂受処は閉処。10:00~18:00
御朱印(祈祷受処)9:00~18:00
ご祈祷・お祓い(祈祷受処)10:00~16:30
墓前供養(総合受処)10:00~16:30
納骨堂参拝(総合受処)9:00〜18:00(4月20日から)
【アクセス】 地下鉄鶴舞線・名城線 上前津駅8番、12番出口より徒歩3分
市バス上前津停より徒歩2分
【駐車場】 万松寺直営の駐車場あり。その他数多くパーキングあり(いずれも有料)
【万松寺公式サイト】
ちなみに、この大須には大須観音という有名なお寺もあります。

万松寺から割と近いのでこちらにも行かれる事をオススメします。

っという感じで織田信秀の墓所である万松寺でした!
次回の更新もお楽しみに!
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