【歴史散策】長島一向一揆の地を巡る Part6

こんちゃっす!

長島一向一揆の地を巡るは前回で終了のハズでしたが、もう一度訪れ前回写真に収める事ができなかった物も撮影してきたので記事を追加いたしました!

前回の記事はこちら

明智えっくん

前回、長島の地を訪れたときは勉強不足で遺構がどこにあるかわからなかったりしたので…

リベンジしてまいりました!

まずは岐阜県海津市にある木曽三川公園センターへ行きました!

愛知県・岐阜県・三重県が接する唯一の場所にあり、揖斐川と長良川が接する場所にある公園です。

豊臣くん

ここは長島一向一揆には関係ないじゃろ?なぜここに来たんだ?

明智えっくん

ここから元々願証寺があった場所(現在の長良川の中)を見てみようと思いまして!

木曽三川公園センター 2022年9月時点でのデータになります

【住所】   岐阜県海津市海津町油島255-3

【アクセス】 《電車》養老鉄道 多度駅から3.5キロ

           名鉄尾西線佐屋駅から4.7キロ

       《自動車》岐阜方面から長良川右岸を南下し約50分
            名古屋方面から東名阪自動車道弥富ICより約15分
            四日市方面から東名阪自動車道桑名東ICより約15分
            名神高速を利用の場合は、大垣ICより国道258号を南下約40分

       《公共交通機関》

            養老鉄道石津駅より海津市コミュニティバス「木曽三川公園」下車

【電話何号】 0584-54-5531

【休園日】  毎月第2月曜日 (4月・8月・12月を除く/休日の場合は直後の平日)
       12月31日、1月1日

【開園時間】  4月1日~6月30日 9:30~17:00(イベントにより変更あり)
        7月1日~8月31日 9:30~18:00
        9月1日~11月30日 9:30~17:00
        12月1日~2月末日 9:30~16:30(イベントにより変更あり)
        3月1日~3月31日 9:30~17:00

【駐車場】   無料(1231台)

【公式サイト】

ここには水と緑の館・展望タワーがあり高さ65メートルから美しい木曽三川を一望する事ができます。

では早速タワーを登ります。

平成12年(2000年)の木曽三川下流空中写真がありました。北が右側です。

写真は古いですが、木曽三川の大きさがよくわかります。この川は明治時代にヨハネス・デ・レーケというオランダ人技師によって今の様に川が整備されましたが、織田信長が活躍していた時代には大きな堤防もなく川の氾濫の度に川の流れが変わる厄介な土地でした。

豊臣くん

川に囲まれておるから防御力はかなり高そうだがね…。

願証寺はこの場所を縄張りとしていたため、攻めるのがとても大変だったようです。

写真を分かりやすく北を上にしました。

上の赤丸が現在地の木曽三川公園センターで赤丸で囲った部分にもともと願証寺がありました。

前回の記事でも書きましたが、願証寺の跡地は明治時代の木曽三川分流工事時に長良川の水路に水没しました。

面白い掲示物がありました。

大昔、弥富市から岐阜県あたりまでは海でした。

そこから木曽三川上流に降った雨が川となり土砂を運んで今のような平野になったそうです。

名古屋やその周辺はかなり土地が低くなっています。

そしてこれが水と緑の館・展望タワーから願証寺があった南の方角になります。

左から木曽川、長良川、揖斐川になります。

上の写真を拡大

この赤丸で囲った場所が願証寺がもともとあった場所になります。

水没してしまったのは悲しいですが、町の為の河川工事だったのでしかたありませんね。

ちなみに西の方角(三重県側)を見下ろすと、上げ馬神事で有名な多度大社が見えます。

上の写真を拡大してみて

大きな鳥居がある場所です。

明智えっくん

では木曽三川公園センターを後に願証寺跡へ行きましょう!

豊臣くん

川の中だで!?行けるのか!?

明智えっくん

とりあえず近くまで行ってみようと思います!

長島町は大きな川と隣接する土地なだけあって、どの家も嵩上げがしてありました。

1959年に日本を直撃した伊勢湾台風の水位が示してありました。

水害は本当に恐ろしいです。私の母が幼少の頃に伊勢湾台風を経験したそうで、今でも記憶に残っていると言っていました。

そして願証寺跡へ到着。

願証寺跡北東から南西を見ています。

先ほどの写真でいうと現在はこの辺りにいます。

この場所から北西を見ると国営木曽三川公園船頭平河川公園が見えます。

明智えっくん

まぁ草木であまりよく見えませんが(;^_^A

この細い道、

写真だとこの道になります。この道を行けば願証寺跡に最も近づけるのですが

工事中で車両侵入禁止だったので、行くのをやめました。

徒歩だったので入ってもいいのか、迷いましたが迷惑はかけたくなかったので無念の撤退です。

明智えっくん

では次の場所へ向かいましょう!

次は長島城にあった奥書院(おくしょいん)が移築され現存している深行寺(じんぎょうじ)へ向かいます!

深行寺 2022年9月時点でのデータになります

【住所】   三重県桑名市長島町殿名891

【アクセス】 JR長島駅から徒歩20分

【電話番号】 0594-42-0407

【駐車場】  あり(けっこう広いです)

上のグーグルマップで見てわかるように、道が非常に狭いので車で行かれる方は気を付けてください。

到着。小さめの長屋門があります。

お寺に入るとすぐに見えるこちらの建物が長島城にあった奥書院を移築したものです。

しかし、この奥書院の事を調べるうちに気になる事を発見しました。

この奥書院である本堂は老朽化が激しく平成時に一度解体され建て替えられたと書かれていました。

平成に新たに建て替えられたにしては、年季が入っているので解体されて補強しながら再建されたのでしょうか?

明智えっくん

ディテールが細かい!

豊臣くん

なんでもガンプラっぽく言う出ない!

奥書院から寺内を見た様子。

親鸞聖人御像。

駐車場から見た奥書院
明智えっくん

この後、長島城の大手門が移築された蓮生寺と、長島城跡にある長島中部小学校へ行き新たな写真を撮影しましたが、その写真はPart4に新たに載せておきます!

明智えっくん

っという感じで本当に長嶋一向一揆の地を巡る、終了です!

次回の更新もお楽しみに!

コメント

  1. とろろ より:

    めっちゃ分かりやすくて面白かったです!
    長島一向一揆の跡地を巡ってみたいと思ってたので、大変参考になりました!
    何回か、日にちを分けて巡礼に参らせてもらいます(≧∇≦)/

    • とろろ様!
      コメントありがとうございます!
      このブログをやり始めて、最初のコメントになります!

      遺構こそ少ないですが、長島一向一揆を感じられる場所になっております~!