バンダイのプラモデルに冠されたブランドのひとつ。略してEG。
entry gradeを訳すと入門クラスという意味になり、その通り初心者のために作りやすくなっているキットとなっている。2020年12月19日に第一弾として”ガンダム(ライトパッケージVer.)”が発売された。
お手頃価格でパーツ数が少ないのはもちろん、ゲートがタッチゲートになっておりニッパーを使わずとも組み立てる事が可能になっているのが特徴。まさに初めてプラモデルを作る人にオススメするブランド。
ガンプラの場合、サイズは1/144で統一されておりディテールは少な目でHGに近いのでHGと並べてみても違和感があまりない。可動範囲や色分けに関してはHGに勝るとも劣らなく、低価格ながらHG以上の可動範囲や色分けの部分もある。
塗装済みであまり参考になりませんが、HGより優れている色分けを紹介します!
メインカメラ(オデコの長方形部)やデュアルアイ(目の部分)はHGでは色分けがされていないがEGでは色分けがされている。
股間にあるV字もEGでは色分けがされている。
可動範囲や色分けでHGに負けるとも劣らずである一方、コストダウンの影響を受けている箇所はある。
バックパックは1パーツ整形のためバーニア部が立体的でなく、のっぺりしている。
エントリーグレードには様々な種類があるので解説していこうと思います!
エントリーグレード (ライトパッケージVer.)
コストダウンのため通常の箱ではなく袋に入って売られているキットで、その為価格は非常に安価。(現在発売されているガンダムとストライクガンダム共に税抜き500円)
第一弾のガンダムもライトパッケージVer.だった。武器は最低限の物しか付属せず、ガンダムは付属武器が無しでストライクガンダムはアーマーシュナイダーが付属。アーマーシュナイダーはこのライトパッケージにしか付属しないのがつらいところ。
第一弾がライトパッケージVer.だったので、後ほど通常版が出る事は簡単に予測できましたね…。
袋を開けないで袋の中でキットを組み立てる猛者も現れたんだがね!
それは比類なき物ですな…!!
ライトパッケージVer.は、ほとんど武器が付属しないがキットによってはHGのものを無改造で流用できるので余っている武器を持たせてもいいかもしれない。
エントリーグレード
いわゆる通常版。ライフルとシールドが付属。ライトパッケージVer.に付属した武器(例えばストライクガンダムのアーマーシュナイダー)が付属しないこともある。
部分塗装・スミ入れ・つや消しクリアだけでこの完成度を誇る。
現在までに発売されている通常版はビームサーベルのエフェクトは付属しません。
エントリーグレード (フルウェポンセット)
武器が豊富に付属したキット。現在までにガンダムのみ発売されている。
ライトパッケージVer.や通常版に付属していないハイパー・バズーカ、ガンダムハンマー、ビームジャベリン、クリアピンクのビームサーベルエフェクトが付属。これだけ豊富に武器が付属して税抜き1000円という格安の価格なので武器類は一切色分けされていない。
いずれストライクガンダムのバズーカやエールストライカーが付属したフルウェポンセットが発売されるのでしょうかね?
びっくら?たまごコラボエントリーグレード
バンダイの「びっくら?たまご」とコラボレーションしたキット。現在はストライクガンダム(ディアクティブモード)(武器は通常版と同じ)とストライクガンダム(グランドスラム装備)の2種類発売されておりお風呂の入浴剤は付属している。
入浴剤を溶かしていくとminiガンプラのモビルグーンかモビルゾノのどちらかが入っている。
現在発売されてるEGのストライクガンダムの武装を全て集めるには
ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)アーマーシュナイダー付属
ストライクガンダム(通常版)57mm高エネルギーライフル・対ビームシールド付属
びっくら?たまごストライクガンダム(ディアクティブモード)ディアクティブモードカラー
びっくら?たまごストライクガンダム(グランドスラム装備)グランドスラム付属
の計4種類を購入しなければなりません!
他にもガンプラ入りラウンドボックスというガンプラ付きのお菓子にはストライクルージュ(ライトパッケージVer.)が付属します!
エントリーグレード3Age+ エントリーグレード6Age+
対象年齢が3歳以上と6歳以上に設定されたキャラクターモデル。仮面ライダーやドラえもん、ドラゴンボールのキャラクターが展開されている。ガンプラよりも難易度が低い。(エントリーグレードのガンプラは対象年齢8歳以上)
ガンプラやプラモデルを初めて作る人、塗装や組み立て、改造を練習したい人に非常にオススメしたいのがこのEGです!
っという感じで今回は以上です!次回の更新もお楽しみに!
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