こんちゃっす!
今回はテトロンシールについて解説していこうと思います。

テトロンシールキットに付属している透明余白のシールの事。主にコーションデカール(注意書き)やマーキングシール(エンブレムや数字)になっています。
水転写式デカールと並んで使用頻度は多いと思います。

テトロンとはポリエステルの事です。
RGに等に付属するリアリスティックデカールもテトロンシールになります。
・台紙から剥がしてパーツに貼るだけで手軽にディテールアップできる
・シールが丈夫なため、初心者にも扱いやすい
・余白が目立ちやすい
・シールが厚めなので、シールとパーツの段差が目立ちやすい
・シールの厚さ故に、曲面等には馴染みにくい

ではテトロンシールの使い方を解説していきます!

台紙から剥がして貼るだけ。この手軽さがテトロンシールの最大のメリット。
そして余白が目立ってしまうのがテトロンシールの最大のデメリット。

テトロンシールを台紙から素手で剥がすと接着面に指紋等が付いてしまうのでピンセットを使ったほうがいいでしょう!

余白をギリギリまでアートナイフ等で切れば、だいぶ目立たなくなります。

余白をそのままで貼ったテトロンシールと、余白を切り取ったテトロンシール。切り取った方が見栄えが遥かにいいですね。

古いMGに付属するテトロンシールは余白がかなり大きかったりします。
最近のキットは余白がだいぶ少なくなっているので、そのままでも見栄えはいい感じです!

しまった!思いっきり斜めに貼ってしまったのぉ!


(やっちまったな)

テトロンシールを貼る位置を一発で決めるのは難しいのぉ

そんな時はこの方法をオススメします!

テトロンシールを水に漬けます。水に漬ける事で一時的に粘着力を弱くする事ができます。

テトロンシールを濡らしたままでパーツの上にフワっと置いて位置決めします。粘着力が落ちているので位置を調整しやすくなっています。

いくら粘着力が落ちているとはいえ、グッと押さえつけてしまうとくっついてしまうので注意です!
そして位置が決まったら強く押さえてテトロンシールを貼り付けます。

水分が乾けば粘着力も復活するので、テトロンシールの位置決めが苦手な方はこの方法をやってみてはいかがでしょうか?

では最後にワンポイントアドバイスを!
テトロンシールに限らず、シールはパーツと素材が違うために光の当たり加減で、違和感を感じてしまう事があります。

一見、それなりに馴染んでいるように見えても

光の当たり方によっては、シールが白みがかったりして【シール貼った感】がしてしまいます。
このような時、トップコートを吹いてツヤを統一することで【シール貼った感】を少なくする事ができます。さらにはシールの保護にもなるのでオススメします!

っという感じで今回は以上です!次回の更新もお楽しみに!
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